いしがきなおとの宇宙ぶらり旅

【手口巧妙】石垣、バラナシで詐欺に遭うの巻

どうも石垣です!

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前回インド人にすごく優しくしてもらい、爽やかな気持ちでインド入りしました!

www.naotoishigaki.com

 

 

コルカタは多くの人が想像しているインドとは少し違い、結構綺麗。

住んでいる人たちも親切だったけど、何故かそれが物足りなかった。

もっとカオスなインドを見たい!感じたい!!

と思って自分の中で、これぞインドってイメージしてたのがバラナシだったから、バラナシに向かうことにした!

 

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綺麗なコルカタ

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ワクワクしすぎて、行きの17時間の夜行列車も全く苦痛じゃなかった。笑

 

 

そして、ついにバラナシに到着!!
宿に荷物を置き、オートリキシャでガンジス川のメインガートと呼ばれる川岸に向かった。


初めて見るガンジス川は、身体中がゾクゾクするぐらいの感動!
端から端まで歩くと1時間ぐらいかかる。

ガードで沐浴してる老人や飛び込んで遊んでる子供、洗濯してるおばちゃんを横目に歩いてた。

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メインガート


上流の方へ歩いていると、火葬場を発見!!
これがあの火葬場かと興奮した。

するとちょうど遺体が運び込まれてきて、儀式が始まった。

ポツポツ雨が降ってきたので、雨宿りしながら見てると
「そこは遺族専用の立ち見場所だからここへ来いよ」と声がした。
声の主はラジュと言う人で、ここの火葬場の管理人をしているらしい!

 

ラジュによると
ガンジス川のガードには火葬場が2つあって、1つはヒンズー教徒専用で、もう1つは宗教問わず誰でも火葬できるが、子供や妊婦、疫病で死んだ人、蛇に噛まれた人は火葬されず、そのまま川に流すらしい。

死んだ後、ここで火葬されるのが、ヒンズー教にとっては素晴らしいことで、みんなそれを望むらしい。

しかし、火葬には燃やすための蒔き代が結構かかるらしく、貧しい人達はそれが出せないので、寄付によって賄われてる。

その寄付をした人はそれにより、自分の来世の為に徳を積むことになるらしい。

「俺はここの管理人をしていて、多くの貧しい人が蒔き代を払えない姿を見てきた。そのために寄付を募っているけど、これは強制ではないんだ。もしその人たちを想って、寄付したいと思ってくれた人からだけ、お金を受け取っている。1人分の蒔き代は500ルピーで買えるんだ」
そして寄付をしてくれた人達の色んな話をしてくれた。

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俺もお金に余裕があったらしたいんだけどな〜と思いつつかなり長居したので、ラジュにお礼を言い、火葬場を立ち去ろうとすると、
「俺は夜まで仕事がないから、バラナシの面白いスポットを見せてあげるよ!付いて来いよ」

と言われ、この後の予定もなかったし面白そうなので付いていくことにした!


旧市街地と呼ばれる入り組んだ迷路のような街があり、そこをしばらく歩くと、ここだと言われ、着いた先が何故か布屋さん。笑


サリーやらスカーフやらインド人が良く身に纏っているものが売られていた。
通されたのはエアコンのガンガン効いた素敵な部屋。沢山の色や模様のサリー、スカーフがそこら中に置かれていた。全然スカーフとか興味なかったんだけど、店主が余りにも強引に誘ってくるし、何より素敵なエアコンがあったから、少し見ていくことにした。笑

 

20分後、気付いたらたくさんの中から二択まで候補を絞ってしまっていた自分がいて、ふと我に帰り、焦って店を出た。笑

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辺りはもう暗くなってたし、ラジュと別れて宿に帰ろうとしたけど、ここまでいろいろ説明とかしてくれたし、何か少しご馳走したいなと思い、『チャイで良かったら奢るよ』と言うと「朝にしかチャイは飲まないんだ。夜はお酒に限るよな!」とラジュ。
まだお酒は奢るとも言ってないのに、俺が買ってくるから300ルピーくれと自分の分までちゃっかり言って来た。笑
ガイド料だと思って奢るつもりだったし、まあいっかと思い、お酒を2人分買って火葬場の近くのベンチに移動した。

 


ビールを手渡され、いざ乾杯しようとすると、ビジュの手には何もない。

あれ?!飲まないの?と聞くと、ここでは外国人はお酒飲んで良いけど、インド人はダメなんだ。帰ってから飲むよとのこと。
残念がりつつ、1人でビールを飲みながら、また色んな話をした。

憧れのガンジス川で美味しいビールを飲んでいるが、すぐ近くでは人が焼かれてそれをたくさんの人が見守っている。

またビジュが今までの寄付をしてくれた人の話を嬉しそうしていた。寄付は強制じゃないから、寄付したいと思ってしてくれると嬉しいんだと何度も話す。

こうやって何気なく飲んでいるビールを我慢すれば、蒔き代も払ってあげられるかもな〜と思った。
でも今はそんなにお金持ってないしなぁと思ってたら、財布に日本円の千円札が入っているのを思い出した。

節約しながら旅しているけれど、ビールのお陰で良い気分になっていたのもあり、いずれはお酒とかで消えてくこのお金を貧しい人達のために使ってあげようと寄付することにした!!!!
ラジュは初めて見る千円札に驚いていたけど、喜んでた。

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でも内心、これ詐欺じゃないのかな?!と少し疑っていた。

こんなに良い奴だし、素敵な考えしてるけど、これ詐欺かもしれないなと。
そして、千円札を渡した直後、あることに気づく。

 

 

、、、あれ、夜に仕事あるってラジュは言ってたのに、全然やってなくないか?!?!笑
【時刻22時!】


周りを見ても人が大分減って来たし、これはやっぱり詐欺師なんじゃないか?と疑いが大きくなり、「やっぱり待って」と言い、先ほどあげた千円札を奪い取った。

 


驚くラジュに、ゆっくり自分がラジュを疑っていることを伝えた。
夜なのに仕事をしていないこと。インドでは詐欺が多いから、これもその一つなんじゃないかってこと。布屋さんに連れて行ったのも、買ったお酒を飲まないのも怪しいってこと。
だけど、ラジュは

「仕事は火葬が全て終わった後の片付けなんだよ。そして、寄付ももちろん強制じゃないから、もし君が疑うのならしなくてもいい。納得した上で君が貧しい人達のために、グッドカルマのために、してくれるなら寄付してくれれば良いんだ。」

これを聞き、お酒を飲んで気分も高まってた俺は
「ごめん疑って悪かった!この千円札は俺にとってはすごく大事なお金だ。だけどこれは貧しい人達のために使って欲しい。もしラジュが俺を騙していたら、それはバッドカルマ。だけど俺はラジュを信じてこれを預けるから、蒔きを買ってくれ!」
と。再び千円札を渡し、熱い握手を交わし、2人は別れた。


帰りのリキシャの中では、寄付をしたことに満足してたけど、心のどこかでまだラジュを疑っている自分もいた。

だって、別れた後、仕事もせず、家に帰っていってたよね?!笑

 

 

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そして翌日。

昨夜のラジュの疑いを晴らすために、「バラナシ 詐欺 火葬場」で調べることに!

『待ってろよラジュ!お前の疑い、今晴らしてやるぜ!

疑いが晴れたら、また会いに行きたいな〜〜〜』なんて思ってると検索結果が出た。

 

「注意!ガンジス川周辺で詐欺!!」

『まあ、詐欺はどこでもあるよな‼︎』

 

 

 

 

 

「トラブル多発!火葬場で詐欺師とバトル!!」

『、、え、あれ!?』

 

 

 

「火葬場の管理人と名乗り、高額の蒔き代を請求」

『、、、あれれええええええええ!?』

 

 


はい、そうなんです。完全に騙されてました。笑

しかも典型的な詐欺らしく、調べれば調べるほど記事が出てきました!
案の定、その後また火葬場に行ってもラジュはおらず。

 そらそうだよな〜〜、仕事してなかったもんな〜〜笑

 

悔しいいいいいいいいい、渡さなければ良かったあああ!!!泣怒悔笑

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帰り際の記念撮影。こう見ると人相くそ悪い!笑笑

 

 

ということで、長くなりましたが、巧妙でもなんでもない典型的な手口でやられました。笑

インドには押してダメなら引いてみろパターンの詐欺師もいます!笑
お金出せ出せって言われれば出さなかったんだけどな〜と言い訳しているのですが、騙されてからでは遅いので、みなさんは注意して下さい!!